生物資源工学研究所の大谷基泰准教授と中谷内修講師、そして石川県野々市市の養蜂業者「金沢はちみつ しずく工房」が共同で、サツマイモの花から採れた蜂蜜を商品化しています。サツマイモの花は、福岡以北ではほとんど咲かないため、全国でも野々市市にしかない珍しい蜂蜜です。2023年5月には野々市ブランドに認定されています。大谷准教授が、観賞用に花が開くサツマイモの品種改良を重ねる過程で、ミツバチが寄ってくることにヒントを得て、花をつけやすいサツマイモの開発に取り組んだ成果です。
8月26日、今年の蜂蜜が収穫できたので「蜂蜜搾り見学会?試食会」を行いました。学内外から約50名が参加し、一番搾りの蜂蜜を味わいました。甘く、純度の高い蜂蜜を楽しんだ参加者からは「香り高く、自然そのものの味」「いろいろな料理にも使って楽しめそう」などといった声が寄せられました。
今回採蜜した蜂蜜は10月27日に開催される学園祭「響緑祭」で販売する予定です。
見学会?試食会の様子
蜜枠の蜜蓋を剥がしとる様子。蜜蓋も試食しました。
出来上がった純度の高いサツマイモの花の蜂蜜
蜂蜜を試食中の谷本理事長
咲き誇るサツマイモの花