ポケゼミ「サツマイモの花プロジェクト」（担当教員：生物資源工学研究所 大谷基泰准教授）では、地元野々市市の蜂蜜生産者しずく工房と共同でサツマイモの花からの蜂蜜採取に挑戦しています。本学のサツマイモ圃場で採られた蜂蜜は野々市ブランド認定品の一つ「しずく工房のはちみつ」として市販されています。今年８月２日に野々市市内の富奥保育園とふじひら保育園の園児39名と引率教員7名を本学のサツマイモ圃場に招いてサツマイモの花の蜂蜜搾りの見学と試食をおこないました。圃場に入ってサツマイモの花を観察した後、蜂蜜搾りを見学してから搾りたての蜂蜜を試食しました。試食した園児は、口々に「甘くて美味しい！」と大喜びでした。その場で、糖度を計測したところ平均80.8度あり、商品としても十分であることがわかりました。今回、採取したサツマイモの花の蜂蜜は、しずく工房の協力で、10月28、29日に本学でおこなわれる第19回響緑祭（学園祭）にて販売します。また、ポケゼミ「サツマイモの花プロジェクト」の模擬店でサツマイモの花の蜂蜜を使ったトーストの販売も企画しています。
サツマイモ圃場の中で保育園児に説明をする大谷准教授（右）
サツマイモの花の蜂蜜を試食する保育園児